空き家を探す

2021年03月10日
りなぴ

動物駆逐用煙火保安講習を受けました。




毎度おなじみ、ハンターのりなぴです。



私がよく捕獲しているのは、イノシシ。

「でも他にも害獣って呼ばれている動物いるよね?」
「例えば、サルとか…?」



そう!!サル!!!!



本日はサルの対策についてお話します。


 

私が所有する狩猟免許は『わな免許』というもので、
主にイノシシやシカなどを捕獲する免許です。

サルを捕獲するわなもありますが、
高級すぎる&大きすぎて所持している人の方が少ないのでは…。

そんなこともあり、サルは『銃猟免許』を取得している
鉄砲撃ちさんが駆除するイメージがあります。



私は今のところ『銃猟免許』を取得する必要性を感じていません。

わなで十分イノシシの捕獲はできているし、
私の地域はサルよりイノシシの被害の方が大きいし、

何よりも『銃猟免許』を取得する人は、私のような昼間仕事をしている人より
いつでも動けるような人の方がいいと思う。

「サルが出た!」と言われて、「今仕事中です…」なんて言ってたら
畑はあっという間にサルの被害に遭って、そしてサルはあっという間に逃げていく。



私の地域ではサルの被害が少ないので、今のところ銃の必要性を感じていませんが
サルはいつ、どのタイミングで縄張りの山を変えるかわかりません。

サルの駆除はとても難しく、また鉄砲撃ちさん自体も少ないので
駆除よりも“追い払い”をすることが多いです。

サルには大きい音を利用して追い払いすることが有効だと言われています。
とても賢く、警戒心の強いサルは、自分たちに害があると感じればすぐに縄張りを変えます。

隣の地域が追い払いに成功すれば、次は自分たちの地域にやってくるかもしれない。
今だってサルの被害がゼロなわけではないし…。



今のうちから何か対策を考えねば、と思っていたときに
声をかけてもらったのが『動物駆逐用煙火保安講習会』。

 

『煙火』というのは、大きな音を発して獣の追い払いを行う花火のような道具です。
今回は本格的な煙火が打てる資格が取得できるということで、講習を受けました。

繰り返し言いますが、サルには追い払いが重要だと言われています。
今回資格を取得したことで、少しでも自分の地域で目撃するサルの数を
減らすことができたらいいのですが…。



以前もお話した通り、
私は獣を駆除することが目的ではありません。

耕作している地域のおじいちゃん・おばあちゃんの生きがいを守るため、
地域の景観を守るため、
獣がいても安心して耕作ができるように、私ができることをやるまでです。

そういう意味では、今回の資格は私の目的にもピッタリの資格。
地域を守るため、しっかり追い払いさせていただきます!!!


 
↑仮免許証。もう少ししたら本物が届くそうです。

新たな資格を手に入れて、レベルUPした気分…!









【ライター紹介】
りなぴ。うんなん暮らし推進課 定住企画員。
松江市出身、愛知県での修行を経て雲南市へ孫ターン。
148cmの身長からは想像できないが、狩猟免許を所持するハンター。