空き家を探す

2022年09月05日
雲南市うんなん暮らし推進課

インターンを通して


こんにちは。
島根県立大学3回生のわたべです。

私の暮らしている雲南市ではどのような場所で市役所の方が活動しているのか、どのようなことが行われているのかを知りたいと思っていたので、雲南市役所のインターンシップに参加しました。

活動の一部になりますが、紹介していきます。
 

3日目の活動の中で、空き家の訪問へ行きました。

数件の空き家を訪問してみると、昔懐かしい内装にわくわくしたり部屋の多さや広さに驚いたりして、空き家といっても様々なものがあるのだと感じました。
古さや不便さを感じる部分がありましたが、その古さや不便さが“良さ”として活きているようにも感じ、あえて古さや不便さが残っていることを嬉しいと感じる人もいるのかもしれません。

若い世代も空き家を探している人が多いというお話も聞き、空き家は移住につながる大切な役割を担っていると感じました。
移住する人がそれぞれ理想の家を求めるなかで、空き家がどのように応えられるのかということを考えるきっかけとなりました。
 
また、新しいチャレンジが行われている場所として、三日市ラボさんやオトナリさんへ訪問しました。

1つの施設だけでワーキングスペースやカフェ、宿泊施設など様々な使い方がされていました。
在宅ワークをする人や新しい事業を始めたい人などが利用しているということで、新しい社会の流れに沿った場所づくりが行われていました。

コロナ禍で図書館の長時間利用ができなくなってしまった学生が本を読む場所として利用しているというお話もお聞きしました。
県外から来た人だけでなく、地域の方々にも便利な場所となっているのだと感じました。

通っていた学校の近くだったため、もし自分が学生のときにこの施設があれば勉強場所として学校帰りに利用してみたかったと思いました。



今回のインターンシップを通して、雲南の魅力をたくさん知りました。
その魅力が市役所や企業、地域の方の活動に支えられて成り立っていることも知りました。

インターンシップのなかで訪れた場所はどこも私の普段通る場所から近く、しかし私の見たことのない景色でした。

よく行く場所から少し離れたところを歩くだけで、面白い発見ができるかもしれません。

 





【ライター紹介】
わたべ。島根県立大学3回生。
雲南市出身。
絵を描くことが好きです。