空き家を探す

2023年08月22日
みのきち

夏は海だ〜sup編〜


こんにちは。みのきちです。
夏も中盤となりました。相変わらず暑いですね。今年はなんだか暑くなるのが早かったような。
だけどきっと奈良や京都に比べたら、この地の夏は涼しいんだろうな。
 
さて、暑くなるとやっぱり行きたくなるのが、海。
私は普段登山大好きなのですが、夏は海です。夏の登山は暑すぎて、水がなんぼあっても足りひんのです。2リットルなんて余裕でなくなります。好きで登っているはずなんですが、暑さに負けた思考は「なんでこんな暑い日に山登らなあかんのか…」と自分でも分からんくなってきます。
 
だから、夏は海。
 
そう決めたのは、3年前の夏。
ひょんなことからSUPを購入したのです。
 
「何を突然」とお思いでしょう。
 

きっかけとなったのは、その半年前に行った石垣島。
その時に参加した沖縄の海につながる川でのSUPツアーが私の夏を変えました。
ずっとSUPというものは知っていたのですが、日常的にするものではないだろうとこの時限りの思い出作りでツアーを予約し、旅行に出かけた友人4人で体験しました。
そもそもSUPとは、『Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)』の略称で、その名の通り、ボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進むアクティビティです。
 
最初は、バランス取るのが難しいのじゃないかなと不安な気持ちでいっぱいでしたが、乗ってみるととっても安定感があり小さな自分用の船を手に入れた感覚でした。
そして、パドルで一漕ぎするとスーッとボードが進みます。これを繰り返すとスピードもぐんぐん上がり、川の流れに逆らっても結構なスピードが出ます。
 
ある程度操作に慣れ、インストラクターを先頭に川の上流を目指して漕ぎます。
この川の両サイドにはマングローブが群生しており、この景色がまた素晴らしい。水面をプカプカ浮いるソーセージみたいなものは、マングローブの種。
そして上流から河口に向けて戻り、最後は夕日が沈む水平線を目の前にしてSUPを進めます。集めた数個のマングローブの種を大きく育ちますようにと願いながら河口の浜に植えます。
 
旅行から帰って、「ああ、なんて素敵な体験!」と旅行の思い出に浸ってふと携帯を見たら“購入しました”の文字。
 
購入したからには盛大に楽しまねば!と始めたのがSUPでした。
 

それからというもの、毎年夏になれば必ずSUPをしています。
友人と海水浴に出かけた時も持参し、水打ち側で遊ぶのに飽きたらSUPを沖に出動させます。
沖縄の海もきれいでしたが、さすが島根の海も美しい!深い青色と海底の魚影。
日の光が水面を照らしキラキラ輝く景色をボーッと眺める時間は、最高です。島根に移住してよかったなと思える時間のうちの一つです。
 
ただ一つ、気づいたことがあります。
SUPを一つ持っていても、友達が持っていなければあまり沖に出かけることができないのです。
海はきれいですが危険でもあるので、もちろん一人で遠いところに行くことはできません。
結局、友人とSUPで遊ぶ時は、雲南から車で50分くらいのところにある体験ショップに行ってSUPを楽しみます。
そこでは、陸からは行くことのできない海の洞窟や壮大な景色を楽しめる場所にも連れて行ってもらえます。インストラクターさんも一緒なので安心ですね!
 
ぜひ興味をお持ちになった方、始めてみませんか?SUP仲間募集中です。
 

【ライター紹介】
みのきち。奈良県出身、ひょんなことから2017年に雲南市へ移住。
島根に来てから登山が大好きになりました。
健康的な生活を心がけています。