空き家を探す

2025年01月08日
りえ

柚子を採ってきてえんやこら


12月は柚子収穫の季節!
購入した古民家には果樹畑がついてきて、柚子の木が植っていた…!

というわけで、家の柚子を収穫しました。
去年はわたしも手伝ったのですが、今年は夫にお任せです。
 

あってよかった高枝切り鋏。(納屋に眠っていた)
去年は長年放置された柚子の枯れ枝とかが大変でしたが、夫が剪定を頑張ったので今年は作業もしやすかったそうです。


柚子といえば冬至のゆず湯ですよね。
去年、ゆず湯に浸かりながらもっと香りを出そうと思って、風呂で柔らかくなった柚子に穴をあけたり潰したりしてたらまあ大変。
身体中がヒリヒリしてしまいました。

ゆず湯の柚子は一個でいいし、穴は開けたらいけない。

いろいろ試行錯誤した結果「柚子の黄色い皮のところだけを爪でちょっと傷つける」と、ヒリヒリせず香りが存分に楽しめていい感じになりました。
 

そうそう、お料理に柚子皮を使う時も、黄色い部分だけを薄ーく剥いて使うと、香りはしっかりするのに苦味がなくてよさげです。冷凍もできて便利。
 

夫のお気に入りは柚子ジン。
種を取り除いて切った柚子をジンに漬けます。
これをコーラで割るととても爽やか〜!
長く漬けていなくても、1日くらいで風味が移るのですぐ楽しめます。
 

あれやこれや、数ある柚子仕事の中で、わたしが熱心に取り組んできたのは柚子茶作りでした。

苦い!硬い!これじゃない!
去年だけで5回柚子茶を仕込み、失敗もしました。

わたしは柚子皮をもぐもぐできる美味しい柚子茶を飲みたいのです。

何回目かで「茹でこぼし」をするレシピを見かけました。
皮のみになった柚子を水から火にかけ、沸騰したら湯を捨てる…。
再び水から茹でて…合計2回、この茹でこぼしという作業をすると、苦味がだいぶ減るとのこと。

やってみたら確かに苦味が減ります!
柚子皮も茹でられて柔らかくなっているので、切りやすいのも助かる〜!

冬は石油ストーブで暖をとっているので、やかんに沸いた湯が常にある生活です。
柚子茶をお湯で溶かして甘い柚子ドリンクを楽しみ、最後は皮をもぐもぐ…。
 

柚子茶って簡単にいえば柚子を砂糖で煮たものなので、つまりジャムなんですよね。
パンに合わないわけがない〜!

柚子、楽しみ方のバリエーションが豊富ですよね。
移住先の住居に果樹がついてくると、なんだかとても楽しみが増えるなあと思ったのでした。
 



【ライター紹介】
りえ。福井県の市街地出身。東京・神奈川で8年間過ごし、雲南市へIターン。
購入した古民家で、田舎暮らしを満喫せんと奔走中。
在宅のフリーランスで、夫婦2人暮らし。