空き家を探す

2025年01月08日
ひみチリ

餅 ~そのカタチ~



本年もよろしくお願いいたします!!
 
巳年の始まり。
我が家の石垣の隙間に隠れ住むヘビのように柔軟に賢く
何度も脱皮してピカツヤな自分でいられる1年にしていこうと思います。
 
 
 
 
 
ご馳走を食べて寝て食べて寝て、それが許されるお正月。
そのご馳走の中でも欠かせないものは “餅” ではないでしょうか。
今回は島根県で食べる餅について書きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あなたの住む地域で食べる餅は丸ですか?四角ですか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
三重県出身の私は四角い餅に馴染みがありますが
島根県は丸い餅を食べます!
 
地元・三重県で10代を過ごしたひみチリは
年末は親戚の家で臼と杵で餅つきをするのが恒例行事、
年始はその餅を食べて過ごしていました。
 
地域の繋がり、親子のつながりによって
あちこちから依頼を受けて餅をついていたので
朝から夕方まで餅つきまくり大会でした。
 
それはそれは大量の餅ができていくので
少し固まったら餅切り器でどんどんカットしていきます。
なので形は四角です。
私に馴染みのある形は四角。餅は四角。
 
 
ところがどっこい。
島根県民はどうやら違うらしい
ということに気づいたのは結婚した後でした。
わざわざついた餅を丸めるなんて見たことも無かったので衝撃を受けました。
1つ1つコロコロするんですか?大変じゃないですか?と。
そもそも餅の形に地域性があるなんてことも全く知らない情報でした。
 
 
(しかし私の親戚の家の者にその話をすると昔は丸めていた!
 とのことで。これまた衝撃でした)
 
 
 
とにもかくにも
馴染みのない餅の形の文化を持つ島根県へ移住したひみチリはどうなったかって?
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ええ。毎年 美味しく丸い餅を頬張っています!
 
 
 
 
 
 
写真はお雑煮!
島根県雲南市のひみチリ家で食べるお雑煮はシンプルです。
お出汁と醤油と味醂で作ったおつゆの中に丸餅がダイブする形です。
お好みで海苔をのせて。



 

【ライター紹介】
ひみチリ。三重県出身。自称関西人。
滋賀県で研究職・ワンオペ育児を経験→2016年に主人の故郷 雲南市に移住。
子4+大人4=計8人の大家族生活を送る。