空き家を探す

2025年05月20日
雲南市うんなん暮らし推進課

方言

私は、生まれも育ちも県外で方言は話せない。
けれど市内でもネイティブ市民が多い地域で語学留学?!(実際には産業体験で農業)したおかげで、
聞き取りは少しずつ耳が慣れてきた?気がしている。

3歳になる子供は、人生の大半を雲南市で過ごし、会話にも「〇〇だけん。」「〇〇しとる。」など上手に方言を使いこなしている。


出雲弁って元々の言葉が変形したものっていうより、全く違う単語だったりするので、
「何でこんな言葉になったんだ?」って思うようなことも多い。
その都度、言葉の前後から想像して、会話中にいちいち確認作業などはしていられない。

スムーズなコミュニケーションのために、もっともっと聞き取れるようになりたいが、
そのためには、とにかくネイティブ市民コミュニティーに参加することに限ると思う。
ここでいうコミュニティーとは、自治会や立ち話等々。



会話の中によく出てくる相槌『あげあげ』『そげそげ』
同じようで違うこの言葉について学ぶ。


グーグルAIより
『あげあげ』は出雲地方で使われる方言で「あのように」「そのように」と言った意味。

AIを否定するつもりはないけれど、なんか違う気がしてしまう。

続いて
『そげそげ』は島根県や鳥取県などで使われる「そうそう」や「そうだよ」という意味の言葉で具体的には賛成やどういを表す際に使われる。

こちらは、まあそんなかんじなのかな?


私としては、どちらも相槌のような感じで使われているのかな?というのが実感なんだけれど…。


「あげですね。」とか「そげですがー。」などと優しい感じの共感の言い回しも聞かれる。
ここでいう「〇〇がー。」に出てくる『が』は接続で使うのではなく、「でしょ?」「だよね。」のような感じで使われている。


『あげあげ』『そげそげ』の使い方についてネイティブ市民に質問を投げかけてみた。

「うーん?」と少し悩んでから
『あげあげ』は、気持ちの共感を伴っている場合。
『そげそげ』は、物事に対しての共感。
と、模範解答のような返答をしてくれた。

でもわかったような、わからないような…。

どんな言葉も間違っていても使ってみないと身につかないといわれているので、
使い方が多少違っても相槌を打つのに使ってみるのが有効かもしれない。


【ライター紹介】
ナス。
2023年神奈川県横浜市からIターン。
産業体験で農業を経験したのち定住企画員に仲間入り。
音楽を通して地域に貢献したい!!