毎日恐ろしく暑いですね…!
6月中に梅雨が明けてしまうとは…。
今日は梅雨入り直前の晴れ間に、梅採りをした話をしようと思います。
夫のお父さんお母さんに誘われ、梅採り現地へ赴くと、そこにはブルーシートが広げられていました。
手でもいだり、枝を揺すって落ちてきた梅の実を、ブルーシートでキャッチするという寸法です。
これがやりやすかった〜!
一昨年は各自袋を持ち歩いて採っては入れを繰り返していたのですが、袋もだんだんと重たくなってきてちょっと使い勝手が悪い気がしていました。
今年はブルーシートに投げるだけ!
最後にシートをたたみながら大きな収穫袋に移して終了です。
そんなに長時間ではなかったのに、日陰に入るよう心がけていてもなんだか頭がくらくらしてしまって、6月頭でも十分暑かった覚えがあります。
持ち帰った梅は湿気がたまらないようザルにあけて日陰に。
今日はくたびれたから、シロップにする作業はまた今度…と思っていたら。
あっという間に梅が黄色く熟して完熟梅に!!!
調べたところ、梅シロップも梅酒も青梅を使うのが一般的ですが、完熟梅でも作れるし、香りも増すとのこと。
ほっとしつつ、絶対カビたり腐ったりした梅が中にはいるはずなので、まずは選別をします。
悪くなった梅を取り除いたら、梅を水で洗って日陰で干しました。
それから保存瓶を洗って、熱湯消毒したりして、氷砂糖と梅を交互に入れていくと…。
ジャン!
梅シロップと梅酒の仕込み、完了です!
氷砂糖が足りなくなったので三温糖も追加してみましたがうまくいくかどうか。
それから3週間が経過したものがこちら!
シロップの梅はシワシワになって、こんなに水分が出ている!!
三温糖の方も、琥珀色をして美味しそうじゃないですか?
これは飲むのが楽しみです〜!
梅酒はブランデーとホワイトリカーのミックスで、こちらも綺麗な色をしています。
去年は梅が不作の年で、梅仕事ができませんでした。
こうしてまた梅の香りを楽しむことができて嬉しい反面、自然の恵みが当たり前にあるわけではないことを実感します。
都会にいた頃は、青梅が結構いいお値段で売られていて、とても梅仕事をする気にはなれませんでした。
移住初年度は、梅酒もシロップも梅干しもピクルスもジャムもと欲張って、へとへとになってしまったのを覚えています。
何事もほどほどが肝心なのですね。
そんなことを梅仕事から教わりました。
皆さんの家では、どんな梅仕事をしますか?
手間がかかるけど美味しかったのは、甘い梅干しで、手軽なのは断然梅シロップでした〜
【ライター紹介】
りえ。福井県の市街地出身。東京・神奈川で8年間過ごし、雲南市へIターン。
購入した古民家で、田舎暮らしを満喫せんと奔走中。
在宅のフリーランスで、夫婦2人暮らし。