あっ、ちょっと誤解されるといけないのでお伝えしておきますね。
私は、“移住者”と呼ばれることに、ネガティブな気持ちはまったくありません。
ただ、ふとした疑問なんです。本当にただ、それだけ。
いつまで私たちは“移住者”なんだろう?
結論としては、たぶん…ずっと、なのではないかと思います。
でもそれって、悪いことじゃない。
むしろ、雲南市で言う“移住者”は、とてもポジティブな意味合いを持っているように感じます。
“移住者=よそ者”として距離をとられる地域も、正直、まだあると思います。
でも雲南市では、“移住者=わざわざこの町を選んで来てくれた人”
という風に受けとめられているように感じるのです。
……私の勝手な解釈かもしれませんが(笑)。
でも実際に、移住してきて嫌な思いをしたことは一度もありません。
それどころか、ありがたいことに、CMにまで出演させていただきました!(笑)。
ちなみに私は雲南市のお隣の出雲市に勤めているのですが、引っ越してきた当初は、
“広島県出身の山陽側からやってきた都会の人”という扱い。
それが今ではすっかり“雲南から出てくる田舎者”です(笑)。
寒がりな私は早めにダウンジャケットを着るのですが、出雲でそうすると
「雲南って、もうそんなに寒いの!?」とイジられたり、
雪が降ると「大丈夫!?早く帰ったほうがいいんじゃない?」と心配されたり。
そんなやりとりに、私は「島根県に馴染んだなあ。」としみじみ感じます。
さて、話を元に戻すと、雲南市にはたくさんの移住者がいます。
Uターンの方、Iターンの方、理由も背景もさまざまです。
そしてもちろん、ずっとこの町で暮らし、地域を守ってきた地元の方々も。
いろんな人の存在が、今の雲南市を形作っているんだなと感じます。
私は、移住者としてこの町に誇りを持ちながら、雲南市民であり続けたいと思っています。
ただ一つ、最後にちょっとした疑問。
昨年、雲南市で生まれた娘は…移住者じゃない!?
もしかして、娘だけ“地元民”?(笑)。
【自己紹介】
あい。広島→京都→雲南市(2021年より)
毎日を楽しく過ごしたい2児の母。
教育関係のお仕事をしています。