我が家から木次駅まで45分。
木次線に乗るなら・・・
「あと15分で出ないと間に合わない!」
急げ、急げ。
いつもなら玄関を出てから自転車で畑を一回りしてからでないと
車に乗らない息子も
木次線に乗ると決まったら、車にダッシュ!
何ともスムーズな出発。
渋滞がない、道のりをいつも通りに進むと
予定通りの時間に木次駅到着。
「もう、汽車待っている!」
本日は宍道方面へ。
行きの車両は水色の車両の『しんわ』
中は・・・
高校生らしき子らを中心に10名くらいかな?
途中から乗客が増えて宍道駅に着くころには、ほぼ満席となった。
そして木次線終点の宍道駅到着。
切符を出すべきなのか、どうすべきなのかを様子を見ていると、
特に見せることはしなくても良さそうなので、降車する。
今度は山陰本線で松江方面へ。
息子のお気に入り、『特急やくも』がホームへ
「これ乗るの?」
と目を輝かせておりましたが見送り、米子行きの普通列車を待って乗車。
隣に座ったおばちゃんに
「僕、いくつ?」「木次線に乗っとったでしょ?どこから?」など質問攻めに合っても
外の景色に夢中で塩対応の息子に苦笑いしながら、代わりに返答。
少し乗車にも飽き、「あっちに行きたい。」と移動。
後方からの景色を眺め、無事に松江駅到着。
「やっと着いた~。」
到着したのもつかの間、すぐさま帰りの汽車の時間を調べてから、いざ行動。
(乗り換え時間もあるので調べておく必要あり)
そして帰り道。
行きからテンションが上がりまくっていた息子も帰りはぐったり。
山陰線に乗車するとまもなく夢の中へ・・・
乗り換えの宍道駅では
17キロ超の我が子を抱っこしてホームを移動することになったのは言うまでもない。
普段、車移動しかしないから、こうなるとは想像できなかった...。
都会では、「じゃあ次の電車でいいわ。」となるところですが、
ここは島根。
「何がなんでも乗り遅れまい!」と
根性で乗り切る母なのだった。
帰りの車両は黄緑色の『たなだ』
乗車と同時に目を覚ました息子。
体力を使い果たした母などお構いなく、「ねえ、見てみて!」と目を開けるまで
声をかけ続けるのであった。
無事、木次駅に帰還。
初めての木次線の旅。
【ライター紹介】
ナス。
2023年神奈川県横浜市からIターン。
産業体験で農業を経験したのち定住企画員に仲間入り。
音楽を通して地域に貢献したい!!