空き家を探す

2025年08月13日
雲南市うんなん暮らし推進課

木次線



我が家から木次駅まで45分。

木次線に乗るなら・・・
「あと15分で出ないと間に合わない!」

急げ、急げ。

いつもなら玄関を出てから自転車で畑を一回りしてからでないと
車に乗らない息子も
木次線に乗ると決まったら、車にダッシュ!
何ともスムーズな出発。


渋滞がない、道のりをいつも通りに進むと
予定通りの時間に木次駅到着。

「もう、汽車待っている!」
本日は宍道方面へ。

行きの車両は水色の車両の『しんわ』
中は・・・
高校生らしき子らを中心に10名くらいかな?
途中から乗客が増えて宍道駅に着くころには、ほぼ満席となった。

そして木次線終点の宍道駅到着。

切符を出すべきなのか、どうすべきなのかを様子を見ていると、
特に見せることはしなくても良さそうなので、降車する。

今度は山陰本線で松江方面へ。

息子のお気に入り、『特急やくも』がホームへ
「これ乗るの?」
と目を輝かせておりましたが見送り、米子行きの普通列車を待って乗車。
隣に座ったおばちゃんに
「僕、いくつ?」「木次線に乗っとったでしょ?どこから?」など質問攻めに合っても
外の景色に夢中で塩対応の息子に苦笑いしながら、代わりに返答。


少し乗車にも飽き、「あっちに行きたい。」と移動。

後方からの景色を眺め、無事に松江駅到着。

「やっと着いた~。」


到着したのもつかの間、すぐさま帰りの汽車の時間を調べてから、いざ行動。
(乗り換え時間もあるので調べておく必要あり)
そして帰り道。
行きからテンションが上がりまくっていた息子も帰りはぐったり。

山陰線に乗車するとまもなく夢の中へ・・・

乗り換えの宍道駅では
17キロ超の我が子を抱っこしてホームを移動することになったのは言うまでもない。

普段、車移動しかしないから、こうなるとは想像できなかった...。

都会では、「じゃあ次の電車でいいわ。」となるところですが、
ここは島根。
「何がなんでも乗り遅れまい!」と
根性で乗り切る母なのだった。

帰りの車両は黄緑色の『たなだ』

乗車と同時に目を覚ました息子。
体力を使い果たした母などお構いなく、「ねえ、見てみて!」と目を開けるまで
声をかけ続けるのであった。

無事、木次駅に帰還。


初めての木次線の旅。



【ライター紹介】
ナス。
2023年神奈川県横浜市からIターン。
産業体験で農業を経験したのち定住企画員に仲間入り。
音楽を通して地域に貢献したい!!