空き家を探す

2025年09月17日
雲南市うんなん暮らし推進課

田舎での子育て

子供が1歳ちょっとの時に移住してきました。

覚悟はしていたものの我が家の近所に小さな子供はおらず、
近所のお母さんたちは、気にかけてくれて沢山話しかけてくれたので、
全然孤立した感じはしなかったけれど…。
子育てをずいぶん前に卒業されたであろう方たちの中で、
なかなか相談することはできませんでした。

初めは公園が近くにないことが不安でした。
遊具なしでどうやって遊ぶのか、わからなかったんです。

自転車に乗って近所を走ってみたり、散歩したり、庭を散策してみたり、
冬はスキー場でソリをしてみたり、色々とやってみて、



あるとき気づいたんです。


 

庭では四季折々、見える景色が変わり、飛んでいる虫も変わっていくし、
ただ散歩するだけで水遊びや泥んこ遊びができて、
冬には、家の前で雪遊びやソリを走らせることも可能なんです。
これって子供にとって、最高の遊び場なのでは?



「公園なくても大丈夫じゃん!」ということに。

 
それでも1対1だとネタ切れしてしまいます。
そんなとき、子育て支援センターは地域の子育て事情はもちろん、
地域のスポットや行事、方言までいろんな情報を提供してもらい、
私の大きな支えとなっていました。


とは言っても18キロも離れているんです。
でも都会に住んでいた時にはバスと徒歩で40分くらいかけて行ってたから全然遠くない!
だから、たくさんたくさん通わせてもらいました。


息子は現在、保育所に通っていますが、支援センターへ行くことは
今でも息子の心のよりどころになっています。
私自身もちょっと他の人の目で一緒にみてもらえる、ほっとできる時間だし、
なんといっても支援センターの先生たち、とても親切です!



最後に
私にとって虫はまだまだ観賞用で、さわることは難しいけれど…。
その辺はたくましく成長している息子に任せることにして、
田舎での子育てを楽しんでいます。



【ライター紹介】
ナス。
2023年神奈川県横浜市からIターン。
産業体験で農業を経験したのち定住企画員に仲間入り。
音楽を通して地域に貢献したい!!