以前、糸紡ぎの会に参加したお話をさせていただきましたが、その次の会として、べんがら染めの会に参加してきました〜!
べんがら染めって、ご存じですか?
土から採れる酸化鉄(ベンガラ)を使った天然の染料で、火を使わず、水で溶いて布に揉み込むだけで染まる、環境にやさしい染色方法です。
小さなお子さんとも一緒に楽しめる、手軽で安全な染めものとして人気があるそうですよ。
私は今回、手ぬぐいとハンカチ、それから前回の糸紡ぎで作った糸を染めることにしました。
まずは「媒染液(ばいせんえき)」と呼ばれる、染まりをよくして色を定着させる液に5分ほどひたします。
続いて、染料を水とミキサーでしっかり混ぜた液を使って、いよいよ染色開始!
ビー玉を包んで輪ゴムで留めたり、木の板を挟んで染まらない部分を作ったり……
(染めもの経験のある方なら、イメージが湧くのでは!)
参加者たちは思い思いの工夫を凝らしながら、模様を作っていきます。
染料の使い方もさまざまで、そのまま液に浸ける人もいれば、筆でていねいに塗っていく人も。
私はというと……もちろん、液にドボン!!!です(笑)。
赤・黄・黒の3色の染料が用意されていて、それを少しずつ混ぜたり、水の量を調整したりして、さまざまな色が生まれます。
同じ染料を使っても、布の種類や混ぜる量で色合いに違いが出て、意外と奥が深いんだなあと思いました。
染め終わった布は、次々と外へ並べて乾燥させます。
ずらりと並んだ染めものたちと、その背景に広がるのどかな風景。
なんとも言えず、心がほぐれるような光景でした。
自分だけの模様、自分だけの色。
オリジナルのものができあがるって、やっぱりうれしいですね。
次は、家で柿渋染に挑戦してみようと思っています!
【自己紹介】
あい。広島→京都→雲南市(2021年より)
毎日を楽しく過ごしたい2児の母。
教育関係のお仕事をしています。